消防Q&A


Q.消防車はなぜ赤いの?

A.定かではありませんが、外国から輸入した蒸気ポンプや消防車が赤色であったことから、日本でも赤色にしたというのが一般的な理由のようです。それに赤色は注意をひく色であること、炎の赤を連想させ、警戒心を起こさせるなども理由の一つに数えられるでしょう。また、「道路運送車両の保安基準」という省令で、「緊急自動車の車体の塗色は、消防自動車は朱色とし、その他の緊急自動車は白色とする。」と定められています。
    



Q.なぜ119なの?

A.大正15年(1926)から自動交換方式が採用され、この時には112番が火災報知専用の番号とされました。一刻を争う緊急のダイヤルであるため、ダイヤル時間の短い番号が指定されたのですが、ダイヤル方式に不慣れなためか誤接続が多くあり、昭和2年(1927)からは、119番が誕生しました。9にすることにより、誤接続も少なくなったそうです。ちなみに、緊急時のあせる気持ちを落ち着かせるという意味から、ダイヤル時間の長い9になったともいわれています。
   

      



Q.消防車のスピードは?

A.道路交通法施行令で「一般の道路では時速80km、高速道路では時速100km」と決められています。サイレンを鳴らして赤色回転灯を回さないと緊急走行はできません。
   


     



Q.普段はなにをやっているの?

A.災害がないときは、災害を想定した訓練や、体力作りをして、いざというときのために備えています。また、みなさんの学校や事業所等の査察を行い、消火器などの消防設備について指導をしたり、AED(自動対外式除細動器)を使用した応急手当の講習を行ったりしています。


 
 
 

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